M&A・相続・事業承継のM&A DX

M&A DXの成功事例

M&A DX performances

M&Aで拓く、二人の「挑戦」と「地域への想い」

会社名株式会社ライフマネージャーズ × 株式会社ともいき
事業内容■株式会社ライフマネージャーズ■
新城市にてデイサービスセンター「千郷」と「日吉」を運営

■株式会社ともいき■
豊川市を中心に、接骨院での治療から、介護・美容まで、人々の健康をサポートするサービスを提供
代表者株式会社ライフマネージャーズ 代表取締役 澤田光
株式会社ともいき  代表取締役 藤本顕久 
所在地■株式会社ライフマネージャーズ
愛知県新城市野田字皆津71

■株式会社ともいき
愛知県豊川市伊奈町南山新田340-8
譲渡会社株式会社ライフマネージャーズ
サービス一覧介護
エリア愛知県

譲受会社株式会社ともいき
サービス一覧接骨院/整体院/はりきゅう治療院/訪問治療/デイサービス/居宅介護/運動施設/美容院
エリア愛知県

インタビュー

M&Aを決断した澤田氏は、会社の更なる成長のため、社員や利用者のためにも事業を託すことを決意。一方、譲受側の藤本社長は、地域貢献への想いと、新規開業の難しさからM&Aを選択しました。
互いに「似た価値観」を持つ二人は、地元の課題解決をM&Aという形で実現。澤田氏は今後、アスリートとしての挑戦を続け、藤本氏は、地域に根差した事業拡大を目指します。

ご回答頂いた方:
株式会社ライフマネージャーズ 代表取締役 澤田光
株式会社ともいき 代表取締役 藤本顕久

  • M&Aを考えたきっかけ
    【澤田氏】
    自分の障害のこともあり、起業した時から、どこまで続けていけるのかという不安も片隅にはありました。それでも20年続けてこれた訳ですが、やはり45歳になり、起業した20代のころと比べると、身体、それに伴うメンタルの変化を感じるようになりました。そして、株主も役員も自身1人で、経営の全てを考えて進めていくことの限界も感じていました。ただ自分の始めた会社は最後まで責任を持たなければという葛藤もありました。そのような中、社員のこと、利用者さんのことを想い、会社の将来を考えた時、新しい未来のある社長に会社を託すことを考えるようになり、M&Aを考えるようになりました。
    タイミング的なきっかけは、自分の新たな挑戦を考えるようになった背景もあります。私は、十代の頃にバイクレースを夢見て、兄と一緒に頑張っていましたが、兄が20歳の時にそのレース事故で亡くなってしまって、立て続けに自分が転倒して重度の障害となり、バイクレースが中途半端になり、車いすマラソンを始めました。ただ、マラソンで走ってても仕事にはならないため、会社を起業してチャレンジをしました。そのため、マラソンも中途半端になってしまっていることもあり、やはり人生の中で、自分の挑戦をしたかったという部分もあります。
  • M&Aの目的
    【澤田氏】
    自分の努力で、障害を持っている中で努力したものを周りの方、同じ障害持っている人とか、健常者であるとか関係なく、少しでも希望を与えられて、何か良い影響を与えることができればという思いがあります。

    【藤本氏】
    介護報酬が厳しくなる中で、投資回収の理想は5年を目途にという考えを持っていましたが、新城市には既存事業で出店しているというご縁もあり、地域貢献をしていきたいという思いもあり、総合的に考え、お引き受けすることを決意しました。正直、新城という土地柄的にも、当社が引受けなければ他に引受先がでてくるのだろうかという思いもあり、他の事業で上手くカバーしていきながら事業を軌道にのせていくことを考えています。そして、当社が引き受けることで当社の成長に加え、関係者、地域の人々が幸せになることを望んでいます。
  • 譲受の決め手
    【藤本氏】
    当社はもともと工務店で、せっかくいい職人とか場所があるのに、もう閉めていかないといけない状況や、接骨院の治療をやってても、会社の社長さんから後継ぎがいないなどの声を聞いていくなかでM&Aは割と身近にありました。せっかくいいものがあるのに、なんでやめないといけないのかっていうところにジレンマを抱えてました。更には、新城市をどこが支えていくかという部分で、僕は新城市を支えたいと思いをもともと持って事業を広げていったので、その思いと、ちょうどタイミング的にも一致し、ご縁も感じ、今回の譲受けとなりました。また、自社でデイサービスをゼロから作ろうとした場合、建材費は2倍になっており、介護報酬の単位数も下がってる中、なかなかそれも現実的ではないと考えていたこともあり、M&Aを選択しました。
  • M&A実施
  • M&A後の展望
    【澤田氏】
    とりあえずは、マラソンに挑戦したいと思っています。事業だったりとか、利益だったりとか、そういうところはとりあえず度外視して、まず自分の挑戦を先行していき、それをベースにまた次の事業を始める可能性もあるとは思っています。

    【藤本氏】
    まず地盤固めをしながら、地域の方々の声を聞きながら、社会課題があれば、そこに対して調整していくつもりです。介護の次は、福祉に対して、もう少しリソースを注いでいきたい思っています。また、施設の利用者さんをきちんと増やしていきながら、地元の豊川にも拡大させていきたいという考えもあります。今回はそのノウハウがある会社さんを譲受けできたので、非常に有難いと思っています。

株式会社ライフマネージャーズ × 株式会社ともいきよりメッセージ

【澤田氏】
この記事を見ている多くの方がM&Aを少なからず考えている方だと思います。
特に規模の小さな会社ですと社員やお客様と身近に接しておりM&Aに躊躇する経営者も多いかと思います。
社内や親族の中から後継者を探す以外に外に目を向けると自身の事業を継承してくれる優秀な経営者がいることを今回のM&Aを通して実感しました。
経営者自身でM&A相手を探すのには限度があります。今回M&A DX社にお願いしましたが、提案から契約、引継ぎまできめ細かな対応で安心して任せることができました。
少しでもお考えであれば一度相談してみると良いと思います。

【藤本氏】
初めてのM &Aでしたが、思った以上にスムーズに進めることができ、満足のいく結果となりました。これもひとえにM&A D Xさんのおかげかなと思います。日本では少子高齢化が急速に加速する中で、相互に幸あるM &Aが今後も続いていければ、日本社会もまだまだ捨てたものではありません。今後もチャンスがあれば、是非M &Aについて前向きに検討していきたいと思っております。

対談の様子をYouTubeでご覧ください

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